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耐震強度偽装事件はマンションの選び方にも大きな影響を与えました。
「このデベロッパー(売主)は信用できるの?」
「安くて広いけど耐震強度は大丈夫?」
etc・・・大きな不安を抱えながらマンション選びをしている方がたくさんいらっしゃると思います。ではマンションを選ぶ際どこをチェックすれば良いのでしょうか?失敗しないマンション選びのポイントを解説します。
| 1. 大手企業=安心、安全ではない |
| マンションは大手企業がデベロッパー(売主)をしていて価格が高いから安心、安全というわけではありません。実際にマンションを建てるゼネコン、そして設計を請け負う建築事務所の3者が信頼できなければ安心、安全なマンションとはいえません。マンションを選ぶ際はデベロッパーだけでなく、ゼネコン、建築事務所の評判をしっかりチェックしましょう。 |
| 2. 2重床・2重天井になっているか |
| マンションは生涯住む可能性がある住居ですから生活騒音への対策が行われている事や将来的なリフォームを考えた構造になっている事は重要なポイントです。例えば、床が2重床になっていなければ、水回りのリフォームができません。また、2重床、2重天井になっていなければ階下、階上の音が響きやすくなります。2重床、2重天井構造をとらない理由として、マンションの高さを抑え、階数を増やし、販売個数を増やそうとしている場合があります。住む人の事を考えたマンションは2重床、2重天井の構造になっているといっていいでしょう。 |
| 3. マンションの工期は適正か |
| どんなに効率的に工事を進めてもマンション建築にかかる工期を短縮するのには限界があります。(木村建設の物件で耐震強度が偽装されていたものは常識を覆す短納期で作業が行われています。)超高層マンションは例外ですが、15階建てまでのマンションの工期は階数+3ヶ月程度が目安です。この工期を大幅に下回るようであれば、かなり無理をしている可能性があります。 |
| 4. 階高は十分確保されているか。 |
| 2重床、2重天井構造を取り、更に快適な居住空間を確保するための天井の高さを実現するためには、十分な階高(階の床面から上の階の床面までの高さ)が確保されている必要があります。一般的にこれらの条件を満たす最低限の階高は3mです。この階高が確保されていない場合は、階高を減らし、階数を増やす事で販売個数を増やそうとしている可能性があります。 |
| 5. 情報が開示されているか。 |
| マンションの設計関連の書類が閲覧できるようになっているかどうかは重要なポイントです。見せるのを嫌がったり、拒んだりするような事がある場合は問題がある可能性があります。 |
この他にもポイントはたくさんありますが、代表的なものを5つ解説しました。これらのポイントが満たされているかどうかは最低限チェックしておいたほうが良いでしょう。また、最終的には専門家にチェックを依頼する事をお薦めします。マンション設計の情報が開示されていたとしても細かいポイントは専門家でなければわかりません。数千万円の買い物をする訳ですから鑑定を依頼する価値はあります。基本的には数万円で鑑定をお願いできるはずです。また、鑑定を依頼する専門家は住宅評価に実績が豊富な方を選ぶようにしましょう。
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